この度、Jil Sanderは世界最大規模の旗艦店となる新店舗を、東京・銀座にオープンすることを発表いたします。

創業以来、日本で歩んできた歴史に新しい足跡を刻むこの店舗は、表参道の旗艦店、全国の主要百貨店のウィメンズ、メンズストアに続き、21店舗目となります。

2フロア、627平方メートルの面積を誇るこの店舗は、クリエイティブ・ディレクターのルーシー＆ルーク・メイヤーが持つアイディアの融合であり、耐久性のある環境を構築することへの彼らの信念を反映し、天然素材や再利用素材を取り入れ、経年変化を楽しめるようにデザインされています。この空間は、自然な風合いを活かした石材、優美なカーブを描く真鍮素材、深みのある色合いの木材で構成され、什器はCDケースから再生されたプラスチックでつくられています。床には大判のイタリア産トラバーチンが敷き詰められ、鉱物的な地表が2フロアにわたり広がります。階段と壁も同様に、トラバーチンのシルバーブルーが空間を演出し、粗く磨かれた表面処理もしくは、素材感を活かしたスコア―ド仕上げで完成されています。

本店舗は、ロンドン、ボンドストリートの旗艦店に続き、世界的な建築設計事務所であるCasper Mueller Kneer Architects（カスパーミュラー クニアー アーキテクツ）とのパートナーシップによる、2つ目の店舗となります。Jil Sanderの世界への親密な旅へと誘うようデザインされた店内には、メイヤー夫妻の感性と細部への拘りがこめられています。

『私たちが目指すのは、お客さまが安らぎを感じられる空間、まず最初に空気感に触れることで、心がうごく体験を呼び起こすことです』ルーシー＆ルーク・メイヤー

照明はこの感覚を演出するにあたり、極めて重要です。柔らかな自然光が照らすアーティストのアトリエのような環境をつくるべく研究され、親密な雰囲気を醸しだします。このパーソナルでプライベートな空気感は、お客さまが最高のサービスを楽しみ、お買い物に集中できる空間をつくりだします。構造的均衡と発見の感覚がそこにはあるのです。

『私たちは、地球の地質学的な時間を物語る、石や大理石のような鉱物素材だけでなく、ありふれた、時には見過ごされがちな環境にある素材に、美を見だしつづけているのです』

建築家 マリアンヌ・ミュラー、オラフ・クニアー

また店内にはブランドにとって初となる、アートインスタレーションのためのエキシビションスペースが設けられています。このスペースには、イギリスの彫刻家レイチェル・ホワイトリードの作品 「Bergamo II」（ベルガモ II）が設置されており、建築のデザインと完璧に融合しています。

『私の作品が展示され、この美しくデザインされた銀座の旗艦店の建築の一部となることをたいへん光栄に思います』彫刻家 レイチェル・ホワイトリード

ウィメンズ、メンズのレディ・トゥ・ウェア、シューズ、バッグ、アクセサリーなどのフルラインに加え、この店舗でしか手に入らない、銀色に染まった限定カプセルコレクションが登場します。銀座の歴史へのオマージュである「銀」に因んだこのコレクションには、「7 デイズ シャツ」、「カンノーロ」バッグなどブランドのシグネチャーアイテムが、銀箔をあしらった独特の加工や素材で揃います。

この新しい銀座の店舗では、ブランド初の展開となる、ファインジュエリーコレクションを初公開いたします。ホワイトゴールド、イエローゴールド、ダイヤモンドの独自のデザインがお目見えします。

ジル サンダー 銀座

住所：東京都中央区銀座3-4-1

電話番号：03-3528-6278

営業時間：11:00 – 20:00